
フィンペシア=プロペシアのジェネリック
フィンペシアとは、プロペシアのジェネリック医薬品のことです。
ジェネリック医薬品とは後発医薬品のことで、特許が切れた医薬品を他の製薬会社が製造販売した薬のことです。
フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品であり、プロペシアの主成分であるフィナステリドが同量含まれています。
フィンペシアには新薬の開発にかかる膨大な研究開発費がかかっていないので、プロペシアと比較して非常に安く購入できるという特徴があります。
インドで第2位の大手製薬会社シプラが製造
フィンペシアは大手製薬会社であるシプラ社が製造しています。シプラ社はインド国内でジェネリック医薬品の筆頭格メーカーで、インド第2位の規模の製薬会社といわれています。
もちろんフィンペシアだけをつくっている会社ではなく、抗がん剤や抗エイズ剤をはじめとして様々な医薬品を北米・アジア・ヨーロッパなど世界150カ国以上に輸出しています。
ただし、フィンペシアは一般的なジェネリック医薬品とは少し異なります。
プロペシアを製造するメルク社の特許はまだ切れていません。インドでは医薬品そのものではなく製造過程に特許が課せられるので、シプラ社はそのような国の特殊事情によってフィンペシアを製造販売しています。
国による法律の違いなので、フィンペシアがプロペシアより効果がないといったことはありません。私をはじめネットでも多くの人がフィンペシアの効果を報告しています。
追記
プロペシアの特許は2015年までが有効期限だったようで、現在ではファイザー社などからプロペシアジェネリックが販売されています。
ただし、プロペシアとほとんど価格が変わらずフィンペシアと比較すると相当高いままです。
フィンペシアのメリットは価格が安いこと!
ジェネリック医薬品は一般的に価格が安くなるので、フィンペシアもプロペシアに比べて非常に安く手に入れることができます。
フィンペシアはなんと1ヶ月分900円程度で買えます。
病院でプロペシアを処方してもらうと1ヶ月10,000円ほどかかりますので、個人輸入だと病院に支払う1ヶ月分の料金で約1年分の薬を購入できる計算になりますね。
個人輸入した場合のプロペシアの価格と比較しても相当安くなります。
育毛は何年間も継続することが大事ですので、価格の安さは非常に魅力的です。
プロペシアを病院で処方してもらうと年間10万円程度になります。最初は病院で処方してもらって効果があり、その後も継続する場合にフィンペシアの個人輸入に切り替えるのも一つの手ですね。
ただし、くれぐれも偽物には気をつけ信頼できる代行店を利用しましょう。
キノリンイエローについて
以前販売されていたフィンペシアには、キノリンイエローWS(Quinoline Yellow WS)という着色料が使用されていました。
ネットでは発がん性物質などと一時期騒がれていましたが、因果関係について明らかな研究発表などはされていないようです。キノリンイエローのようなタール色素の一部には発がん性があるのは事実ですが、キノリンイエローが顕著な発がん性をもつかどうかは不明なようです。
日本では食品に添加することは禁止されていますが、キノリンイエローWS黄色203号は医薬品や化粧品へ使用することはできるようです。
イギリスでは摂取量について制限があるものの、フィンペシアに含まれると想定される量はかなり微量なのでこの基準は超えないのではないかと考えられます。
個人輸入通販サイトで現在購入できるフィンペシアにはキノリンイエローは使用されていません。旧タイプが赤い箱だったのに対し、新タイプは緑色の箱です。
キノリンイエロー未使用のフィンペシアは2014年に販売開始されたので、ほとんどの通販サイトでは新タイプの商品を販売しています。
ただ、今でも旧タイプの赤いフィンペシアを販売しているサイトがあるのでご注意ください。
通販サイトにはキノリンイエローフリー(未使用)などと記載されていますので、購入の際は念のため確認してくださいね。
参考食品添加物としてのキノリンイエロー - 食品安全関係情報
その他のジェネリックとの比較
プロペシアのジェネリック医薬品は、フィンペシアだけではなく他のメーカーからも販売されていますので、それらの価格比較表を下の表にまとめましたので参考にしてみて下さい。
価格については、通販大手の『オオサカ堂』の価格を参考として記載しました。フィンペシア価格の通販ショップごとの比較なども当サイトでまとめていますのでご覧ください。
商品名 | メーカー | 価格(100錠) |
---|---|---|
フィンペシア(Finpecia) | Cipla(インド) | ¥4,257 |
エフペシア(F-pecia) | Cipla(インド) | |
フィナバルド(Finabald) | East West Pharma(インド) | ¥4,337 |
フィナロ(Finalo) | Intas Pharmaceuticals(インド) | ¥3,610 |
フィナロイド(Finalloyd) | Lloyd Laboratories(フィリピン) | ¥4,061 |
個人輸入で購入できるジェネリックは全てインド製になります。
エフペシアはフィンペシアのキノリンイエロー未使用製品として、同じ製薬会社から販売されていました。新タイプのフィンペシアの発売以降は販売中止となりました。
価格で選ぶならフィナロやフィナロイドがかなり安いのですが、通販サイトの一番人気はフィンペシアです。
やはり多くの人が効果を報告しているので評判が良いですね。
私は全てのプロペシアジェネリックを試しましたが、いずれも効果を実感できました。
フィンペシアのメリットは箱が小さいので邪魔になりにくいということですかね。価格で選ぶならフィナロもおすすめです。
2015年にファイザー製薬から発売されたプロペシアジェネリックと、個人輸入ジェネリックの比較については次のページを参考にしてくださいね。