ポラリスNR07・08・09の成分がリニューアル!前後の変更点まとめ

ポラリスNR-07・08・09の成分が2016年にリニューアル!

ミノキシジル育毛剤ではテッパン商品のポラリスNRシリーズ。ロゲインやカークランドよりもミノキシジル濃度が高く、多彩な有効成分が配合されているので、通販サイトでは超売れ筋商品のようですね(^^)

そのポラリスが2016年10月頃にリニューアルされました。正規代理店のHPを見ると次のように記載されています。

NR-07, NR-08, NR-09 が新しくなりました。その確かな実力で、絶大な人気を誇るNR-07, NR-08, NR-09 が、この度、新しくなりました。

高純度のミノキシジルを使用する本来の効果・効能はそのままに、薬液はより透明に近づき、開封後の色の変化も大幅に抑えることに成功しています。

パッケージデザインから見つめなおし、リニューアルされた今回のNR-07, NR-08, NR-09。その製品の安定度もまた、着実に向上しています。

出典:http://www.pharma-trading.com/jp/products/index.html

リニューアルされたのはポラリスNR-07・NR-08・NR-09の3製品。NR-10とNR-11は今回変更されていません。

配合成分だけでなく、パッケージやボトルのデザインも変更に。製造コストを下げるために改悪された訳ではなく、育毛効果はそのままに使用感がアップしたと書かれていますね。

ただ、HPを見ただけでは、どの成分が変更されたのかよく分かりません^_^;

そこで、今回はポラリスNR07・NR08・NR09の成分がどのように変更されたのか、リニューアル前後で比較してみました。

2017/11/24追記

ポラリスNR-07・NR-08・NR-09は2017年11月に販売終了となりました。
後継商品としてフォリックス(Follics)という育毛剤が発売されています。

ポラリス各商品に対応するフォリックスは以下の通りです。

  • ポラリスNR-07 ⇒ フォリックスFR05
  • ポラリスNR-08 ⇒ フォリックスFR07
  • ポラリスNR-09 ⇒ フォリックスFR15

フォリックスはリニューアル後のポラリスの成分とほぼ同じです。頭皮の痒みや炎症の原因となるプロピレングリコールが不使用になり使用感が改善されています。

科学に基づく育毛・発毛剤「フォリックス」シリーズ

ポラリスNR-07の変更前後の成分比較

ポラリスNR-07の変更前後の成分比較

まずは、ミノキシジル5%のポラリスNR-07。

写真を比較してもパッケージとボトルが変更されているのが分かりますね。リニューアル後の写真は蓋がついていますが、変更後もスプレータイプのボトルです。

パッケージ表面に記載されている主要な成分名も若干変更されています。

それでは、さっそくポラリスNR-07のリニューアル前後の成分を比較してみましょう!

赤文字が有効成分で、それ以外は保存料や着色料などの添加物です。

ポラリスNR-07のリニューアル前の成分

ミノキシジル5%、アゼライク酸2%、りんごポリフェノール、アデノシン、ノコギリパルメット(β-シトステロール)、ビオチン、リジン、アピゲニン、レチノール、オレアノール酸、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、脱イオン水、アルコール(エタノール)、プロピレングリコール、セトリモニウムクロリド(臭化セチルトリメチルアンモニウム)、アモジメチコン、カルボン酸塩、PEG-23M、エデト酸四ナトリウム、トリデセス-12、青色1号(C.I.42090)、DMDMH

ポラリスNR-07のリニューアル後の成分

ミノキシジル5%、アゼライク酸、プロシアニジンB2、アデノシン、β-シトステロール、ビオチン、リジン、アピゲニン、オレアノール酸、ビオチノイルトリペプチド-1、ビタミンB複合体(葉酸、シアノコバラミン、ナイアシンアミド、パントテン酸、ピリドキシン、リボフラビン、チアミン、酵母ポリペプチド)、脱イオン水、アルコール(エタノール)、プロピレングリコール、ブチレングリコール、アジピン酸ジイソプロピル、リン酸、ブチル化ヒドロキシトルエン、メントール、セイヨウハッカ(ペパーミント)油、PPG-26-Buteth-26、PEG-40水添ヒマシ油

ミノキシジルとアゼライク酸の濃度は変更なし

ポラリスNR-07のミノキシジル濃度は5%で変更前後で変わりません。リアップやロゲイン、カークランドと同じ標準的なミノキシジル濃度ですね。

悪玉男性ホルモンDHTをブロックする効果のあるアゼライク酸も2%で変更なし。「アデノシン」・「β-シトステロール」・「ビオチン」・「リジン」・「アピゲニン」・「オレアノール酸」も変更ありません。

β-シトステロールは、リニューアル前は「ノコギリパルメット(β-シトステロール)」と記載されていました。ノコギリパルメットはノコギリヤシの一種で、β-シトステロールはノコギリヤシに含まれている成分。成分の記載方法が変わっただけで、有効成分自体には変更はないと思われます。

ちなみに、β-シトステロールは5αリダクターゼを阻害しDHTを抑制する働きがあります。フィナステリドと類似した働きですね。そのため、β-シトステロールが含まれるノコギリヤシエキス配合のサプリメントを育毛サプリとして飲んでいる人もいます。

りんごポリフェノールは無くなっていません!

りんごポリフェノール

その他の有効成分で変更されたのは、「りんごポリフェノール」・「ビタミンB1」・「ビタミンB6」・「ビタミンB12」・「レチノール」。

ただ、りんごポリフェノールとビタミンB類については、β-シトステロールと同じで成分の記載方法が変更されただけかもしれません。

りんごポリフェノールの主成分は「プロシアニジン」で、育毛効果が報告されているのもこのプロシアニジンです。リニューアル後のポラリスNR-07には、りんごポリフェノールが記載されていない代わりに、プロシアニジンB2と記載されています。

りんごポリフェノールが無くなった訳では決してありませんので安心して下さいね(^^)

ビタミンB類についても、「ビタミンB複合体」に記載方法が変わっただけです。むしろ、パントテン酸カルシウムや葉酸といった髪や美容に良いビタミンB類が追加されているようです。

リニューアル後はレチノールが無くなりましたが、これは化粧品などによく使われる成分なので育毛にはそこまで大きな効果はないでしょう。

ポラリスNR-07の有効成分の効果や口コミについては次のページを参考にして下さいね(^^)

ポラリスNR-07の効果・副作用&使い方を徹底分析!リアップやロゲインとも比較
ポラリスNR-07の口コミ評判の真相とは?2chの評価や偽物情報まとめ

ポラリスNR-07はリニューアル前後で効果に違いはない

以上のように、ミノキシジル・アゼライク酸・プロシアニジンB2・β-シトステロールといったポラリスNR-07の主要な成分は変更されていません。そのため、育毛効果も以前と変化はないと思われます。

ただ、頭皮がスースーする「メントール」が配合されたので、使用感は変わっているかもしれませんね。サクセスなどの頭皮スッキリ系のシャンプーが苦手でない方は特に問題ないと思います。

メントール(メンソール)が追加されたのは、恐らくポラリスNR-07に使われているアルコール類による痒みを抑えるためでしょう。

以前のポラリスNR-07で頭皮が痒くなってしまった人でも、リニューアル後の製品は問題なく使えるかもしれませんね(^^)v

2017年11月にポラリスNR-07は販売終了となりフォリックスFR05という後継商品が発売されました。リニューアル後のNR-07とほぼ同じ成分が使用されています。頭皮の痒みや炎症を引き起こすプロピレングリコールという添加物が不使用になり、さらに低刺激の育毛剤に改良されました。

>>フォリックスFR05の成分詳細をみえる

ポラリスNR-08の変更前後の成分比較

ポラリスNR-08の変更前後の成分比較

続いては、ポラリスNR-08のリニューアル前後の比較。

NR-07と同様にパッケージデザインが変更になっています。

ただ、ポラリスNR-08の成分については、オオサカ堂やアイドラッグストアーなど色々な通販サイトを見たのですが変更がないようです。

ミノキシジル7%・アゼライク酸5%の主成分に変化がないのは当然ですが、その他の成分も変更なしのようです。

新しいパッケージに変更されていた通販サイトに、成分が掲載されている裏面の写真がありました。

ポラリスNR-08のリニューアル後のパッケージ裏面

ちょっと文字が小さいですが、「INGREDIETS」というのがポラリスNR-08の成分。日本語に翻訳すると次のようになります。

ポラリスNR-08の成分

ミノキシジル7%、アゼライク酸5%、りんごポリフェノール、アデノシン、銅ペプチド、ノコギリパルメット(β-シトステロール)、ビオチン、リジン、アピゲニン、レチノール、オレアノール酸、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、脱イオン水、アルコール(エタノール)、プロピレングリコール、セトリモニウムクロリド(臭化セチルトリメチルアンモニウム)、アモジメチコン、カルボン酸塩、PEG-23M、エデト酸四ナトリウム、トリデセス-12、青色1号(C.I.42090)、DMDMH

NR-08は成分変更なし?

有効成分は以前のポラリスNR-08と同じだと思います。

ポラリスNR-07は有効成分以外の着色料や防腐剤なども変更されていたのですが、NR-08はそれらの変更もありません。

私はNR-09・NR-10・NR-11は購入したことがあるのですがNR-08はありません。そのため、正確なことは分かりませんが、通販サイトのポラリスNR-08の販売ページを見た限りでは変更点は見つけれませんでした。

製造メーカーのポラリスリサーチラボラトリーズ社(Polaris Research Laboratories)の公式サイトには、写真がリニューアル前のままで全成分も書いていませんでした(´・ω・`)

ポラリスNR-08も配合成分に大きな変更はなく、使用感が改善されただけと思って問題なさそうです。

オオサカ堂のNR-08は成分変更されてました! ※2017/02/19追記

ポラリスNR-08は本当に成分変更がないのかどうかを確認するためにオオサカ堂で購入してみました。

パッケージ裏面のINGREDIENTS(成分)は次にようになっています。

オオサカ堂のポラリスNR-08のリニューアル後の成分

写真では分かりにくいと思うのでまとめますね(^^)

オオサカ堂のポラリスNR-08のリニューアル後の成分

ミノキシジル7%、アゼライク酸、プロシアニジンB2、アデノシン、β-シトステロール、ビオチン、リジン、アピゲニン、オレアノール酸、ビオチノイルトリペプチド-1、ビタミンB複合体(葉酸、シアノコバラミン、ナイアシンアミド、パントテン酸、ピリドキシン、リボフラビン、チアミン、酵母ポリペプチド)、プロピレングリコール、アルコール(エタノール)、アジピン酸ジイソプロピル、リン酸、ブチル化ヒドロキシトルエン、メントール、セイヨウハッカ(ペパーミント)油、ブチレングリコール、PPG-26-Buteth、PEG-40水添ヒマシ油

新旧のポラリスNR-08の有効成分を比較すると、「銅ペプチド」と「レチノール」が無くなり、「ビタミンB」が強化されました。

銅ペプチドはこの後に書いているポラリスNR-09でも無くなったので、もしかしたら育毛への有効性は微妙なのかもしれませんね^^;

レチノールは育毛とはさほど関係ないので問題ないでしょう。

ビタミンBは健康な髪に欠かせない成分で、育毛サプリメントにもよく配合されています。

リニューアル後のポラリスNR-08では葉酸(B9)やパントテン酸(B5)などのビタミンB群が追加されました。以前はチアミン(B1)・ピリドキシン(B6)・シアノコバラミン(B12)だけだったので、これは嬉しい成分変更ですね(^^)v

総合的に見ると、リニューアル後のポラリスNR-08はより優秀な育毛剤になったと思います。

なお、NR-07と同様にメントールが配合されたので清涼感もアップして使いやすくりました。

ポラリスNR-08は2017年11月に販売終了となり、後継商品としてフォリックスFR07が発売されています。NR-08より2種類育毛成分が多く、頭皮の痒みや炎症の原因となるプロピレングリコール不使用となりました。NR-07と同じミノキシジル7%の育毛剤です。

>>フォリックスFR07の成分詳細をみる

ポラリスNR-09の変更前後の成分比較

ポラリスNR-09の変更前後の成分比較

最後はポラリスNR-09のリニューアル前後の成分比較です。

パッケージやボトルは色が変更されていますね。薬液が以前より透明になったためか、全体的に薄い色が使用されています(^^)

それでは成分の変更点をチェックしていきましょう!

ポラリスNR-09のリニューアル前の成分

ミノキシジル15%、プロシアニジンB2、アデノシン、銅ペプチド、ビタミン複合体(A・C・E)、サイモシンβ4(ポリペプチド成長因子)、レシチン、脱イオン水、アルコール(エタノール)、プロピレングリコール、乳酸

ポラリスNR-09のリニューアル後の成分

ミノキシジル15%、アゼライク酸、プロシアニジンB2、アデノシン、β-シトステロール、ビオチン、リジン、アピゲニン、オレアノール酸、ビオチノイルトリペプチド-1、ビタミンB複合体(葉酸、シアノコバラミン、ナイアシンアミド、パントテン酸、ピリドキシン、リボフラビン、チアミン、酵母ポリペプチド)、脱イオン水、アルコール(エタノール)、プロピレングリコール、ブチレングリコール、アジピン酸ジイソプロピル、ブチル化ヒドロキシトルエン、メントール、セイヨウハッカ(ペパーミント)油、PPG-26-Buteth、PEG-40水添ヒマシ油、グリコール酸

ポラリスNR-09は全体的に配合成分が増えたようですね。詳しく見ていきましょう。

ミノキシジル濃度はそのまま、アゼライク酸・β-シトステロールなどが追加

リニューアル後も主成分のミノキシジル15%は変わりなく、「アゼライク酸」・「β-シトステロール」・「ビオチン」・「リジン」・「アピゲニン」・「オレアノール酸」・「ビオチノイルトリペプチド-1」が追加になりました。

アゼライク酸とβ-シトステロール(ノコギリヤシ)が追加になったので、薄毛の原因となる男性ホルモン・DHTの抑制効果がアップしましたね(^^)v

リニューアル前のポラリスNR-09は抗DHT成分が他のポラリスと比較して少なかったので、弱点が補強されてかなり嬉しいリニューアルです。

NR-07や08に配合されていた他の育毛成分も追加されたので、高濃度ミノキシジルの効果を強力にサポートしてくれそうです。

ビタミン複合体は、リニューアル前はビタミンA・C・Eが使われていたようですが、リニューアル後はビタミンB類に変更されました。ビタミンBの方が育毛効果があるので、これも良い改良ではないでしょうか。

銅ペプチドが無くなったが、全体的にはリニューアル後の方が育毛成分が豊富

銅ペプチド

リニューアル後に無くなった有効成分は「銅ペプチド」・「サイモシンβ4(ポリペプチド成長因子)」・「レシチン」の3つ。

銅ペプチドは抗DHT作用があるので残しておいて欲しかったですねー^_^;

銅ペプチドの代わりに、アゼライク酸とβ-シトステロールを追加したということでしょうか。確かに銅ペプチドは育毛成分としては、あまりメジャーではないですからね…

サイモシンβ4(ポリペプチド成長因子)とレシチンが無くなりましたが、これも育毛成分としての有効性は微妙なところなので問題ないでしょう。

育毛サプリによく使われるビオチン・リジン・ビタミンB類が追加されているので、全体で見ると圧倒的にリニューアル後のポラリスNR-09の方が優秀な育毛剤だと思います(*´∀`*)

ポラリスNR-07と同様にNR-09もメントールが追加されました。爽快感がアップして痒みがでにくいようになっていると思いますよ。

NR-09はミノキシジル15%配合なので生え際にも効果があるとの口コミが多いのですが、成分量が多いだけに頭皮の痒み・かぶれがでやすいという声も一部ありました。今回のリニューアルで使用感もぐんとアップしたのではないでしょうか(^^)

2017年8月にポラリスNR-09は販売終了となりフォリックスFR15という後継商品が発売されました。リニューアル後のNR-09とほぼ同じ成分が配合されています。プロピレングリコールが不使用になり、頭皮の痒みが起きにくいよう改良されています。

>>フォリックスFR15の成分詳細をみる

まとめ

  1. ポラリスNR-07は、主要な有効成分(アゼライク酸・プロシアニジンB2・β-シトステロール)の変更はなし
  2. ポラリスNR-08は、リニューアル前後で成分の変更はない
  3. ポラリスNR-09は、アゼライク酸・β-シトステロール(ノコギリヤシ)・ビタミン・リジン・ビタミンB類などの育毛成分が追加された
  4. NR-07・09はメントールが配合されたので頭皮の爽快感がアップ

ポラリスNR-07・08・09の成分のリニューアルまとめ、いかがだったでしょうか?

ネットの口コミを見ていると、リニューアルされたポラリスが届いて驚いた方もいるようです。

どの製品も育毛効果は変わらず、使用感をアップさせただけのリニューアルと思って問題ないでしょう。

ポラリスは元々アルコール成分の使用が控えめだったので、痒みやかぶれといった副作用はでにくかったのですが、今回のリニューアルでより一層使いやすくなったと思います。

ポラリスを購入する際は、こちらの通販サイトの価格比較ページを参考にして下さいね。最安値で購入できる通販サイトを探すのに便利ですよ(^o^)/

ポラリス育毛剤の通販価格比較(NR07,NR08,NR09,NR10,NR11)