
ボントレスローションはキャピキシル配合の育毛剤
ボントレスローション(Bontress)はキャピキシル(Capixyl)という成分が配合された育毛剤です。
キャピキシルとは、カナダのLUCAS MEYER COSMETICS社が開発した植物エキスをベースとした新成分です。一説には、ミノキシジルの3倍も効果があると言われており、育毛業界では今注目の育毛剤です。
製造元はインドのSPB Pharma社で、販売元はGlenmark Pharmaceuticals社です。Glenmarkは上場しており、世界95ヶ国に支社があるインドの有名製薬会社です。
国内でもキャピキシルを配合した新製品が開発されており、「モンゴ流スカルプエッセンスDeeper3D」や「THE SCALP 5.0c」、「フィンジア」などが有名です。シャンプーも発売されており、今後はサプリメントなどの錠剤タイプも開発されるかもしれませんね。
国内販売のキャピキシル育毛剤は価格が1本1万円近くしますが、ボントレスローションはまとめ買いすると1/3ほどの価格ですので個人輸入の方がお買い得です。

ボントレスヘアセラムに商品名が変更に!育毛成分が追加配合
※2017/08/10追記
2017年8月にボントレスローションは販売停止になり、現在はボントレスヘアセラム(Bontress Hair Serum)という商品に変更になりました。
ボントレスローションとボントレスヘアセラムの製造メーカーは同じで、成分に少し違いがあります。
ボントレスヘアセラムはキャピキシルに加え、アナゲイン(Anagain)とヘキサプラント・リヒター(Hexaplant Richter)という成分が配合されています。
パッケージのデザインも変更になりました。

新成分のアナゲインとヘキサプラント・リヒターとは?

アナゲインはエンドウ豆の新芽から抽出した天然エキスで、髪のヘアサイクルを正常化する働きがあると報告されています。
ヘキサプラント・リヒターはドイツで開発された特許成分。フェンネル(セリ科ウイキョウ属の多年草)・カモミール・ミントバーム・ヤドリギなどの植物成分をブレンドした成分で、頭皮や肌の健康をサポートする効果があるとのこと。
ボントレスヘアセラムはローションの成分強化版と考えて良いと思います。
しかも、ヘアセラムはローションよりも1,000円ほど安く購入できるためお買い得です!
容量は1本60mlで変更はありません。
成分・価格ともに改悪されている点はないので、これまでボントレスローションを使っていた人もヘアセラムに代えても問題ないでしょう。
ボントレスローションの効果と副作用
ボントレスの主成分であるキャピキシルは、マメ科植物のアカツメクサや、アセチルテトラペプチドなどで構成されています。
アカツメクサに含まれるビオカニンA(イソフラボンの一種)は、AGA(男性型脱毛症)の原因である男性ホルモンを抑える働きをする効果があります。
アカツメクサ
テストステロンに5αリダクターゼという酵素が作用し、DHT(ジヒドロテストステロン)が発生することによってAGAが発症し薄毛になります。
キャピキシルの成分であるアカツメクサは、この憎き5αリダクターゼの働きを抑制する効果があります。つまり、プロペシアやフィンペシアの主成分である、フィナステリドと同様の働きをするということです。
アセチルテトラペプチド
アセチルテトラペプチドは4つのアミノ酸により構成されており、毛包の免疫力を回復させる働きをするようです。免疫をあげることで、髪の毛のヘアサイクルを正常化し、髪が太くたくましく成長する効果が期待できます。
開発元のLUCAS MEYER社の実験では、アセチルテトラペプチド(Acetyl tetrapeptide-3)とミノキシジルの効果を比較しました。その結果、髪の成長活性度はミノキシジルと比べて3倍も高くなることが分かりました。
これが、キャピキシルがミノキシジルの3倍の効果をもつ、という宣伝文句の由来なんですね。
出典:http://www.lucasmeyercosmetics.com/docs/tech_file/6.Capixyl_-_Techfile.pdf
キャピキシルで生え際は回復するのか?
男性のAGAで最も回復が難しいのが生え際の薄毛ですが、ミノキシジルの3倍効果があるとされるキャピキシルならば効果はあるのでしょうか?
まだ新しい育毛剤ということもあって生え際に効くかどうかは不明ですが、おそらく難しいと思います。ミノキシジルは20年以上も育毛剤としての実績があり、頭皮に塗るタイプならポラリスなどの高濃度育毛剤でないと生え際に有効でないとされています。
また、ミノキシジルタブレットの錠剤として飲むとさらに効果があります。
キャピキシルの内服なら生え際に効く可能性もあるかもしれませんが、塗るタイプではおそらくあまり効かないでしょう。
ただ、ミノキシジルタブレットは副作用が強力なので、効果と副作用のバランスを考えた時にキャピキシルは今後有力な選択肢になっていくのではないでしょうか。
キャピキシルはまつ毛にも効果あり
LUCAS MEYER社は、キャピキシルを髪の毛の育毛剤だけでなく、まつ毛用育毛剤としても研究開発しています。キャピキシルを使用した結果、女性のまつ毛を成長させる効果があることが実験で分かりました。
出典:http://www.lucasmeyercosmetics.com/docs/tech_file/6.Capixyl_-_Techfile.pdf
真ん中がキャピキシル使用後4週間、一番右が8週間後です。確かに微妙ながらまつ毛が太く長くなっていますね。ただ、ボントレスローションのような髪の毛用の育毛剤をまつ毛に使うのは少し問題があるかもしれません。
近いうちにまつ毛専用のキャピキシル育毛剤が発売されると良いのですが…。
キャピキシルの副作用はほとんどなし?

メーカーによると、ボントレスローションの副作用はほとんどないとのことです。5αリダクターゼを抑制するフィナステリド(プロペシアの主成分)の副作用には、性欲減退・ED・認知機能の低下などがあります。
キャピキシルに副作用がない理由として考えられるのは、以下のような理由かもしれません。
- キャピキシルは頭皮に塗るタイプの育毛剤
- フィナステリドより5αリダクターゼを抑制する力が弱い
- 長期的な影響が検証されていない
まず第1に、錠剤として飲んだ時の副作用の方が大きいということが挙げられます。ミノキシジルも塗るより飲んだ場合の方が、体毛の増加などの副作用が顕著になります。
次に、そもそもキャピキシルの男性ホルモン抑制作用はあまり強くない、ということが考えられます。もしくは、ホルモン抑制のアカツメクサよりも、アセチルテトラペプチドの方がキャピキシルの育毛効果が大きいのかもしれません。
最後に、ある成分の副作用は長い期間に渡って調べないと不明ことが多いということが考えられます。プロペシアの副作用も最近になって、発売当初より大きいのではないかと騒がれています。
いずれにせよ、医薬品ではないので、キャピキシル育毛剤であるボントレスローションの副作用はあまり大きくはないと思われます。
ボントレスの効果と副作用の詳細はこちら ⇒
ボントレスローションの使用方法
一般的な育毛剤と同じように、1日1mlを頭皮に塗ってマッサージするだけです。また、他の育毛剤に混ぜて使用しても良いとのことです。
ですので、ミノキシジル育毛剤との併用は可能ということになりますね。もちろん、プロペシアやフィンペシアのような飲むタイプの育毛薬と併用しても問題ないようです。
ボントレス(キャピキシル)の2chでの口コミと評価

キャピキシル育毛剤の2ch「ハゲ・ヅラ」板での口コミと評価を調べてみました。
ボントレスローションは個人輸入代行店で販売されてからの期間が短いということもあってレビューはあまりなかったのですが、キャピキシル配合の「モンゴ流スカルプエッセンスDeeper3D」については口コミがありましたのでご紹介します。
「使用半年でフサフサになって完全復活したよ。使用したのはモンゴ流Deeper3D ミノキシジルタブレット プロペシア」
「最近抜け毛が酷く、地肌が目立ってきたので購入。使用から1ヵ月過ぎたが抜け毛は減ってるように感じる。あとぺったんこで元気なかった髪がボリューム出るようになった。単にこの液がワックスみたいな役割果たしてごわごわさせてるだけかもしれんけどな 」
「ちょうど一ヶ月くらい。はっきり目に見える効果は、まだ感じられない。液は意外にもベタつき感は少なく、特に夜つけて翌朝には髪(頭皮あたり)はさらさらした感じになる。そのせいか、お袋からは髪がふんわりしたねぇと評価された」
出典:http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/hage/1421483044/
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/hage/1412665147/l50
以上のようなレビューがありました。まだはっきりした効果の検証はこれから、という感じですね。
個人輸入通販大手のオオサカ堂にボントレスローションについていくつか口コミがありました。感想を要約してご紹介します。
「ボントレスローションの中身は透明なジェルで垂れにくい。つけすぎると髪が固まるので寝る前に使うのがおすすめ。」
「使用から3週間で抜け毛が減って、M字部分の生え際に産毛が生えてきている。」
「2ヶ月目に効果が出てきたけど、ベタつくので朝はジェンヘアーにして夜はタップリ付けている。」
出典:http://oskd.org/product_reviews/rpg/015774_bontress.html
ボントレスローションの効果を数ヶ月で実感している人もいるようです。育毛剤としての使用感は少し粘土が高いが、就寝前の使用には問題がないようですね。
生え際にも効いたという人がいましたので、もしかしたらミノキシジルの3倍はあながち嘘ではないのかもしれませんね。
ミノキシジル育毛剤で効果が感じられない人や、ミノキの副作用が心配な方はボントレスを試してみても良いのではないでしょうか。ミノキシジルとの併用も問題ないと思います。
ボントレスの最新の口コミを見る ⇒
ボントレスローション(ヘアセラム)の通販での購入
ボントレスローション(ヘアセラム)は現在のところ個人輸入による通販でしか購入できません。
国内で販売されているキャピキシル育毛剤の「Deeper3D」や「THE SCALP 5.0c」などは1万円を超える高額商品ですが、ボントレスを3本まとめ買いした時の最安値は1本4,056円(3本セット12,169円)とかなり安い値段で買えます。
値段を考えると、キャピキシルをお試しに使ってみたい方にはボントレスローションがおすすめですね。育毛剤の効果がでるまで最低三ヶ月以上は様子見した方が良いので、できるだけ毎月のコストは抑えたいところです。
国内のキャピキシル育毛剤が高額な理由は広告費が含まれているためです。
キャピキシル配合の育毛剤を試すなら、まずは安くて人気上昇中のボントレスローションがおすすめです。
薬事法による規制のため、ボントレスローション(ヘアセラム)の効果や詳細については説明を控えさせて頂きます。通販サイトの商品ページなどでご確認下さい。
ボントレスローション(ヘアセラム)の価格比較 更新日:2023-09-21
ボントレスヘアセラム(Bontress Hair Serum) 1本60ml
通販サイト | 1本 | 2本 | 3本 | ポイント | 送料無料 |
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オオサカ堂 | ¥5,710 | ¥9,070 | ¥12,169 | ○ | ○ |
JISA | ¥5,710 | ¥9,070 | ¥12,169 | ○ | ○ |
アイドラッグストアー | ¥5,780 | ¥9,380 | ¥12,680 | ○ | ○ |
AIRSTRONG | ¥5,800 | ¥9,800 | ¥12,800 | × | ○ |
くすりゆび | ¥5,800 | ¥10,400 | ¥13,900 | × | ○ |
アットアメリカ | ¥6,160 | ¥10,270 | ¥13,520 | × | ○ |
TrendyWorld | ¥6,570 | ¥11,180 | ¥15,490 | ○ | ○ |
ボントレスローション販売ページ1(オオサカ堂)
ボントレスローション販売ページ2(JISA)
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