ストラテラ(アクセプタ)の個人輸入が禁止!通販で購入可能な代わりのADHD薬を検証【アトモキセチン】

ストラテラ&アクセプタ(アトモキセチン)の個人輸入通販が禁止に

ストラテラはアトモキセチンを有効成分とする注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬。ドーパミンやノルアドレナリンの再取り込みを抑える働きがあり、多動性や衝動性、注意力などを改善する効果があります。

ストラテラは病院で処方してもらうのが通常ですが、海外製品を個人輸入できるため通販で購入している人も多いようです。オオサカ堂などの通販サイトから簡単に個人輸入できるので便利ですよね(^^)

また、ストラテラにはアクセプタ(Axepta)という格安価格のジェネリック薬があり、そちらを個人輸入している人も多いです。

ストラテラとアクセプタ

ストラテラを通販で手軽に入手できるのは便利な反面、処方箋が必要な薬の乱用に繋がる可能性があります。そのような状況を避けるためか、2019年1月1日からストラテラやアクセプタの個人輸入は禁止されることになりました。

このページでは、ストラテラの規制の経緯や、規制前に通販できるサイトをまとめています。また、ストラテラやアクセプタの代わりとなる薬やサプリメントについても検証しています。

規制の詳細や、今後の対処方法について気になる方は参考にして下さいm(_ _)m

販売終了のお知らせ

2019年1月よりストラテラ・アクセプタの個人輸入は禁止となりました。オオサカ堂やベストケンコーなどの代行サイトでの販売も既に終了となっています。

今後は個人使用のために輸入することはできず、販売しているサイトがあったとしても通関できませんのでご注意下さい。

このページの『ストラテラ・アクセプタの代わりでオススメのADHD治療薬は?』では、代わりとなる商品を紹介しています。代用品をお探しの方は参考にして下さい。

ストラテラ(アクセプタ)の規制はいつから?日時は?

アクセプタ・ストラテラなどアトモキセチンを含む医薬品の個人輸入が禁止になるのは、2019年1月1日からです。

2019年からは薬監証明がないと個人輸入ができなくなるため、一般の人が手軽に入手するのは不可能となります。

規制の発端になったのは厚生労働省の医薬品医療機器制度部会。2017年6月に開催された第2回会合で、記憶力や集中力を向上させるスマートドラッグ(スマドラ)の乱用が社会的に問題となっていることを踏まえ、個人輸入の規制について議論されました。

そして11月に第3回の会合が開催され、そこで規制予定となるスマートドラッグなどの医薬品27品目が発表に。

ピラセタムやアニラセタムなどスマートドラッグの代表的な薬をはじめ、ADHD治療薬のストラテラ(アトモキセチン)、β遮断薬のインデラル(プロプラノロール)、利尿剤のラシックス(フルセミド)なども規制対象として挙げられました。

2017年12月から1月にかけてパブリックコメントが募集され、その結果として規制品目は27から25に減ったものの、アトモキセチンは当初の予定通り規制される運びとなりました。

厚生労働省の公示

正式な発表が遅かったため、2ch(現在の5ch)やTwitterでは「規制がなくなったのでは?」という噂もありましたが、残念ながら規制は避けられなかったようです。

2019年からはストラテラ(アクセプタ)の個人輸入は違法となるので、もし販売している通販サイトがあっても絶対に注文しないようにして下さいね。

代わりの商品は?

2019年1月1日からはオオサカ堂やベストケンコーなどの個人輸入代行サイトでストラテラ(アクセプタ)は購入できなくなります。

今後も個人輸入したい方は、アーカリオン(スルブチアミン)フェニルアラニン・DMAEなどを検討して下さい。

ストラテラ(アクセプタ)を通販で購入できる個人輸入代行サイト

私がこの文章を書いている時点では、ストラテラやアクセプタの個人輸入はまだ禁止されていません。そこで、現時点でアトモキセチンを含有する医薬品を購入可能な通販サイトをまとめました。

病院で処方してもらえないなど、規制前にどうしても必要な方はこれらのサイトを訪問してみて下さいね(*^^*)

オオサカ堂

オオサカ堂のロゴ

個人輸入大手のオオサカ堂(大阪堂)では、ストラテラとアクセプタの両方を販売しています。

オオサカ堂のストラテラは、アメリカ製薬大手のイーライリリー(Eli Lilly)が製造する海外製品。アトモキセチンの成分量が10mg・18mg・25mg・40mg・60mgの合計5種類のストラテラを取り扱っています。

ジェネリック薬のアクセプタの品揃えも豊富で、10mg・25mg・40mg・60mgの4種類を販売しています。

ストラテラとアクセプタの販売価格が安いのに加え、カスタマーレビューが充実しているので安心して購入できると思います(^^)

オオサカ堂でのストラテラ(アクセプタ)の販売は終了しました。

JISA

個人輸入代行JISAはオオサカ堂と同じ会社が運営する通販サイト。アクセプタとストラテラの品揃えや価格は全く同じです。

オオサカ堂ではクレジットカードが使えない時があるので、その時はJISAをご利用下さい。JISAではVISA・アメックスでの支払いが可能です。

VISAとデビットカードも当然使用できます。

JISAでのストラテラ(アクセプタ)の販売は終了しました。

ベストケンコー(くすりエクスプレス)

ベストケンコーのロゴ

『ベストケンコー(BestKenko)』は10年以上の運営実績を誇る個人輸入代行サイト。オオサカ堂と同様に取扱商品が充実しており、5種類のアクセプタ(10mg・18mg・25mg・40mg・60mg)を販売しています。

ベストケンコーには『くすりエクスプレス(くすりExpress)』という系列サイトがあり、こちらでもアクセプタを購入可能です。

ベストケンコーとくすりエクスプレスでは残念ながらストラテラは取り扱っておらず、ジェネリック薬のアクセプタのみしか購入できません。

決済方法は、銀行振込(三井住友)とクレジットカードの両方可能です。JCBとマスターカードが使えます。

オオサカ堂系列ではVISAとアメックスしか使えないので、JCBやマスターカードを使いたい方はベストケンコーを利用するのがオススメですね。

ベストケンコーでのアクセプタの販売は終了しました。

アイドラッグストアー

アイドラッグストアーのロゴ

『アイドラッグストアー(iDrugStore)』では2018年1月までアクセプタを販売していたのですが、現在は既に「販売終了」となっています。育毛剤などの個人輸入でアイドラッグストアーを利用している方は多いと思いますが、他の通販サイトをご利用下さい。

なお、系列サイトの『アイジェネリックストアー(iGenericStore)』でもストラテラ・アクセプタの取り扱いはありません。

ストラテラとアクセプタの違い・通販価格の比較

初めて海外製医薬品を個人輸入する場合、ストラテラとアクセプタの違いが分かりにくいと思うので簡単に解説しますね。

ストラテラとアクセプタは両方ともアトモキセチンを有効成分とする内服薬です。成分量が同じなら基本的には同じ効果が期待できるとされています。

両者の大きな違いは、ストラテラが先発医薬品なのに対して、アクセプタが後発医薬品(ジェネリック)であるということ。ジェネリック薬であるアクセプタの方が価格は圧倒的に安くなっています。

両方販売しているオオサカ堂での価格を比較した結果がこちらです。

オオサカ堂での販売は終了しました。

ストラテラとアクセプタの比較(オオサカ堂)
ストラテラ10mg アクセプタ10mg
価格 6,449円 3,596円
価格(1錠当たり) 約258円 約36円
容量 1箱28錠 1箱100錠
製造メーカー イーライリリー(アメリカ) インタス(インド)

※価格は為替レートによって変動します

1箱の容量が違うため1錠当たりの価格に注目して下さい。ストラテラ(10mg)は1錠200円近くするのに対し、アクセプタ(10mg)は1錠30円程度。アクセプタは1/5以下の激安価格で購入できます。

アクセプタの製薬会社であるインタス社(Intas Pharmaceuticals Ltd.)はインドの大手製薬会社ですし、品質にも定評があります。

値段で選ぶなら格安ジェネリックのアクセプタの方がいいかと思います(^^)

コンサータ・リタリン(メチルフェニデート)の個人輸入は禁止

コンサータとリタリン(メチルフェニデート)

ストラテラ以外のADHD治療薬にはコンサータがあります。メチルフェニデートを有効成分とする薬で、多動や注意力などを改善する効果があります。

コンサータと同じくメチルフェニデートを有効成分とする薬にはリタリンがありますが、こちらは効果の持続時間が短く、日本ではナルコレプシー(過眠症)へ適応があるだけです。

コンサータやリタリンなどのメチルフェニデートをADHD対策のために個人輸入したい人がいるかもしれませんが、これらは輸入が規制されている薬です。オオサカ堂やベストケンコーなどの通販サイトからは購入できません。

メチルフェニデートなどは国内での処方も厳しく管理されており、ADHD適正流通管理システムなどに登録している医師しか患者に処方できません。

第一種向精神薬に指定されているため、コンサータやリタリンの個人輸入が解禁される可能性はないと考えた方がいいでしょう。

インチュニブ(グアンファシン塩酸塩)も個人輸入できません

インチュニブ錠1mg・3mg(グアンファシン塩酸塩)

イニチュアブは2017年に承認された子供用のADHD治療薬。有効成分はグアンファシン塩酸塩です。

ストラテラやコンサータとは違う仕組みで作用するため、それらで効果を実感できなかった人がイニチュアブを試してみることがあるようです。

イニチュアブを通販で個人輸入したい人もいると思いますが、現在のところグアンファシンを含む医薬品を取り扱っている通販サイトはありません。

コンサータやリタリンのような向精神薬ではないため個人輸入自体はできるようなので、オオサカ堂などが販売する可能性はあると思います。

ストラテラ・アクセプタの代わりでオススメのADHD治療薬は?

最後に、ストラテラ(アクセプタ)の代わりとなる医薬品やサプリメントについて検証しました。ADHD治療薬の個人輸入は規制されたので、医師から処方してもらえない方は参考にしてみて下さいね。

アーカリオン(スルブチアミン)

アーカリオンはスプルチアミンを有効成分とする医薬品。スプルチアミンとはチアミン(ビタミンB1)の合成誘導体のことで、記憶力や思考力の改善・無力症・慢性疲労などに効果があるとされています。

仕事や勉強の効率アップのためにスマートドラッグとして使用している人が多く、「頭がスッキリする」「気分が落ち着く」「集中力がアップする」といった口コミがあります。

ADHDの治療薬ではありませんが、ストラテラやアクセプタをスマートドラッグ的に使っていた人なら試してみる価値があるかもしれませんね。

個人輸入最大手のオオサカ堂というサイトでは500件以上のレビューがあり、現在は一番人気のスマートドラッグとなっています。

この後に紹介する商品は全てサプリメントとして販売されているため、ストラテラの代わりとして医薬品を使いたい方はアーカリオンを購入するといいでしょう。

>>アーカリオンの口コミはこちら

フェニルアラニン・DMAE

フェニルアラニンとDMAE(ジメチルアミノエタノール)

フェニルアラニンは必須アミノ酸の一種で、ドーパミンの前駆物質の材料です。気分の高揚・意欲改善・集中力アップなどの効果があるとされています。

DL-フェニルアラニンの投与でADHDの症状が改善されるという研究も報告されています。

DMAE(ジメチルアミノエタノール)はアセチルコリンの生成をサポートする有機化合物。集中力や思考力、記憶力などに効果があるとされ、スマートドラッグとして非常に人気があります。

1960年代頃にADHDへの有効性が海外で研究されましたが、現在でも医薬品としては承認されていません。それでも、アメリカなどではADHD対策のサプリメントとしてDMAEは定番のようです。

当サイトの管理人はDMAEを仕事の効率アップのために使っています。私はADHDではないと思いますが、集中力アップの効果は実感できています。ADHDで仕事に集中できないという方には合っているかもしれませんね。

>>フェニルアラニンの口コミはこちら

>>DMAEの口コミはこちら

KH-3(イチョウ葉エキス・朝鮮人参エキス・コリンなど)

3つ目に紹介する商品は、KH-3というドイツ製のスマートドラッグ。イチョウ葉エキス・朝鮮人参エキス・コリン・DMAE・チアミン・パントテン酸・リボフラビンなどが配合されたサプリメントです。

日本のAmazonではキロンの『SWITCH(スウィッチ)』というサプリがADHD対策として人気ですが、KH-3はその上位互換のような商品です。

配合成分はKH-3の方が圧倒的に多いですし、値段もリーズナブル。SWITCHが1本6,000円ほどするのに対し、KH-3は1箱2,300円程度です。

集中力や思考力に役立つイチョウ葉エキス・DMAE・コリンなどが豊富に配合されているので、どの成分が自分に合っているか分からない方に特にオススメです。

大手通販サイトのオオサカ堂では200件ほどのカスタマーレビューがあります。ADHD対策と言うよりはスマートドラッグとして使っている人が多いのですが、集中力に効果があるとの口コミが多数投稿されています。

サプリメントなので副作用の心配も少ないですし、医薬品を常用するのに抵抗がある人でも使いやすいと思います。

>>KH-3の口コミはこちら

個人輸入できるADHD薬はないのでサプリなどを組み合わせる

ストラテラやアクセプタの個人輸入が禁止されることにより、今後は海外製のADHD薬を通販で購入するのが実質的に不可能となります。オオサカ堂やベストケンコーなどの代行サイトでの販売も終了となります。

また、個人間の医薬品売買も違法です。ヤフーオクションやメルカリなどでストラテラ(アクセプタ)が販売されていても、絶対に購入しないよう注意して下さい。

個人輸入に助けられている人は多いと思いますが、法律には従う必要があります。今後は医師に処方してもらうか、サプリメントなどを代用品として使うしかありません。

単体だとストラテラやアクセプタのような効果は実感しにくいはずなので、色々な商品を組み合わせて自分に合っているか調べていくのが良いかと思います。

まとめ

  1. ストラテラ・アクセプタなどアトモキセチンを含む医薬品は2019年から個人輸入が禁止に
  2. オオサカ堂やベストケンコーなどの代行サイトから通販できなくなる
  3. コンサータやインチュニブなど他のADHD治療薬は個人輸入できない
  4. アトモキセチンの代わりの商品には、アーカリオン・フェニルアラニン・KH-3などがある
  5. 完全な代用品にはならないので、組み合わせるなどの工夫が必要だと思われる